灌水システム

自動給肥装置

トミタテクノロジーの提供する自動給肥装置は、Nutriflex型とNutriJet型の2種類があります。

Nutriflex型
自動給肥装置の使い方は栽培者の規模と栽培方式によって異なります。作物の種類や目的の培養液組成を作る肥料原液の数で自動給肥装置は選択されています。Privaはこれを考慮してNutriflexのシリーズを開発しました。この装置は混合タンクに基本的にA・B肥料原液を混入でき、酸またはアルカリ調整液も混入できます。

NutriJet型
ニュートリジェット(NutriJet)は、 原水と肥料原液とを混合チャンバーで所定のEC濃度の養液を調整しながら自動給液を行う装置です。すべて制御はPrivaのプロセスコンピュータによって行わ れます。
コンピュータはEC、pHの 測定と制御を行うとともに潅水の バルブの制御も行います。

Priva Nutriflex型

Nutriflex


自動給肥装置の使い方は栽培者の規模と栽培方式によって異なります。作物の種類や目的の培養液組成を作る肥料原液の数で自動給肥装置は選択されています。Privaはこれを考慮してNutriflexのシリーズを開発しました。この装置は混合タンクに基本的にA・B肥料原液を混入でき、酸またはアルカリ調整液も混入できます。


さらにPrivaコンピュータと組み合わせて使うことで肥料と水を正確な希釈倍率で混合することが出来ます。どんな使用環境に対しても、高度に、柔軟に対応できます。

特に優れた特徴


  • 設置が容易  
  • コンパクトサイズ  
  • 最小のメンテナンス
  • 耐腐蝕性材料  
  • 耐久性のある、入手が容易な部品
  • ポンプ出力容量は、6~30m3/hr  
  • あらゆる灌水システムに適応  
  • 広い範囲にわたる要求混合比率に対する正確な制御
  • コンピュータとの適合性

Priva NutriJet型

NutriJet


NutriJetの特徴

ニュートリジェット(NutriJet)は、 原水と肥料原液とを混合チャンバーで所定のEC濃度の養液を調整しながら自動給液を行う装置です。すべて制御はPrivaのプロセスコンピュータによって行わ れます。
コンピュータはEC、pHの 測定と制御を行うとともに潅水の バルブの制御も行います。


型式と潅水容量

NutriJet100-ISA 
潅水容量:10 ~160L/分
(ポンプを適切に選択することで10 から160L/分にわたる様々な要求 に応えることができます。)

NutriJet-ISAの主な機能

-日射の測定  -潅水量の測定 -30~60個の潅水バルブの制御-4種類の潅水レシピ
-4グループに分けての潅水スタート機能
 ・ 時刻によるスタート ・ 積算日射量によるスタート ・ 時間/潅水量の組合せをベースにした潅水
 ・ 潅水バルブの柔軟な組合せ

養液の調整制御方式

A+B方式、ABC方式の2通りの制御方式を持っています。
A+B方式:A原液、B原液を同量づつ注入します。これは主に土耕や培地を使用しての栽培で適用します。
ABC方式:N-P-Kの溶液を相互に任意の割合で混合します。これは主に鉢物に適用します。
両方の方式ともに原水の混合で100倍の溶液を調整するのを原則としています。

NutriJetの構造と動作原理


1.原水の供給ライン
2.逆止弁
3.混合チャンバー
4.ポンプ
5.潅水ライン
6.分岐ライン(フィードバックライン)
7.フィルター
8.EC測定チューブ
9.圧力ゲージ
10.pH電極
11.ベンチュリーブロック
12.注入バルブ逆止弁付き
13.流量計(オプション)
14.フィルター
15.肥料タンク
16.pH調整液タンク


動作説明:

原水の供給(1)は、逆止弁(2)を通って混合チャンバー(3)に入ります。NutriJetポンプ(4)は、混合チャンバーの養液を外へ送り出します(5)。この中の一部はフィードバック配管(6)を通ってベンチュリーブロック(11)に入ります。ベンチュリーブロック(11)では、入ってきた水はベンチュリーを通って高速で混合チャンバー側へ吸引されます。このときベンチュリーノズル部では負圧になり、肥料タンク(15)から肥料原液を吸引します。同様にpH制御のために酸/アルカリ溶液がタンク(16)から吸引されます。

補足:
本ページでは、NutriJet100型をインラインで使った場合について説明しています。
NutriJetには、より大型のNutriJet300型があります。またインラインでの使い方の他にバイパスでの使い方もできます。NutriJet300型、
バイパスでのご使用に付いては別途ご相談ください。
インラインでの使い方:潅水する養液の全量を本システムを通して混合します。
バイパスでの使い方:別にある潅水のメインラインに取りつけ、メインラインを流れる潅水の一部を取り出してこれに肥料を注入してから再度メインラインに戻す形でメインラインを流れる潅水のEC値を調整します。
前者は、小容量、高濃度の養液の調整に、後者は大容量、低濃度の養液の調整に適しています。


潅水システム図